フリューゲル・デス・フレースヴェルグで起こる日々の出来事・・・
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雨という名の涙

リーネ様の追悼パーティーは
エリーゼ様の体調不良と、わずかな騒乱によって
幕を閉じた・・・


ようだ。


私のような使用人が、なにが起きたのかなどと
真実を求める事は許されない。
しかし事実その時は、プラエトリアニの一人が担ぎ出され
またエリーゼ様は、その直後から体調を崩された。


何かの因果関係があると思うのは、自然な流れだと思う。


リーネ様の追悼のパーティーにおいて
プラエトリアニが騒乱を起こしたのか?
いや・・・プラエトリアニに限って、そんなことはないと考えたい
彼らはそれだけの存在だ。


では一体何が・・・?


パーティーの直後より降り出した雨は
日を跨ぐころには嵐へと発展した。
まるでリーネ様を追悼する涙雨のように・・・


だが・・・もし・・・
これがリーネ様への追悼の涙雨ではなく
他の者にたいしてのものだとしたら・・・?

暗黒の空は、その疑問にも答える事無く
雨を降らせ続けていた。




従僕 モーゼス - -