フリューゲル・デス・フレースヴェルグで起こる日々の出来事・・・
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追憶
         

あの日の事は良く覚えている。

リーネ・ドミニク・ルーデンドルフ様がなくなられた日

いや、現実には翌日に事実だけを告げられたのだが
あの日、使用人でも上級使用人しか入れない奥の別間へ
家令のゴードンさんや執事のハインリッヒさんそしてメイド長のマリアナさんが
慌ただしく出入りしていた。

それだけでなにかあると気がつく。
私も含めた他の使用人たちは
大量のお湯と、清潔なシーツを用意して
待機を命ぜられた。

そして、遅い時間にそれは解除された。
待機解除を伝えにきたゴードンさんの目が険しかった。


告げられた事実。


それからは毎年の如く、追悼のパーティーが開かれる。
そう毎年。


あの日は・・・
今日のように嵐の日でした。
追悼パーティーでは、晴れとは言わなくとも
涙雨には、なって欲しくないものです。



従僕 モーゼス - -