フリューゲル・デス・フレースヴェルグで起こる日々の出来事・・・
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次への準備と葛藤
         

9月に行われる、リーネ様追悼のパーティー
この日ばかりは、お屋敷全体が喪に服す
毎年のことではあるが、いつまで続けられるのだろうか?
故人を偲ぶのは必要かもしれないが・・・


いや・・・使用人たる私には、出すぎた事か
しかし、このパーティーに未来への建設的な結果はないと
自身の心が告げている。


だが・・・

私の身分は、その判断に関与する事は許されない。
更に、このように考えることすら、許される事ではない。


使用人の使用人たる分際とするならば
それは、このパーティーを確実に成功させるよう、
自らの本分を全うするのみ。
それが所有物としての勤め。


心や感情など
求める結果のためには
不必要な要素でしかない。


もちろん、お越しになるお客様には最善を尽くし、
おもてなしをさせていただく事に間違いはないのであるが・・・



従僕 モーゼス - -