フリューゲル・デス・フレースヴェルグで起こる日々の出来事・・・
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嵐の前
         

追悼パーティーの時間が近づき、庭園には徐々にお客様が集まってくる。

ブルーノとリクがお客様の対応に追われている。

ブルーノは流石というべきか お客様の対応は手馴れたもので、談笑をしながらスムーズにお客様をお通ししている。


リクはといえば、相変わらず人と話すのが苦手なのか、

そっぽを向いてぶすっとした顔をしている。

そんな顔をしていると…

ほら…

ブルーノのげんこつが飛んでくる。

そんな、日常と変わらぬやりとり


私はといえば、お客様に挨拶をして、会場までご案内をする。

ご案内した中に、気になるお客様が二人いた。

一人は、緑色のドレスを着た美しい少女 ずっとエリーゼ様のことを気にかけてくださっていたのが、すごく印象的だった。

もう一人は、金髪の綺麗な顔をした美少年

お部屋までご案内を終えた別れ際、ふっと不敵な笑みを浮かべた……ような気がした…

気のせいだろうか…

そして…

また、入口までご挨拶に向かう

扉を開けて

「本日はようこそいらっしゃいました。執事のハインリッヒ・マヌエル・グライナーと申します。」



執事 ハインリッヒ - -